子供を成長させるには子供にとって良い成功体験が必要というのが子育て本やテレビなどで話題になっていますよね。
良い成功体験が子供を成長させるのはわかるけど
- 子供にどんな成功体験をさせたらよいかわからない
- 何が子供に向いているかどうかわからない
- わざわざ成功体験させる機会がない
というあなたに身近な方法で子供に成功体験をさせることができるのをお伝えします。
お手伝い
洗濯物たたみでも、玄関掃き掃除でも何でもいいのですが、子供が1人でお買い物をしたり、料理に関するお手伝いは結果が目に見える形になるので成功体験題材としておすすめです。
買い物を頼む
子供に1人で買い物をさせます。
最初は自分の好きなお菓子を買わせて、慣れてきたらお使いに行かせます。
この時に子供にお金を渡すか電子マネーカードを渡すかどちらでも構いません。
子供がまだ計算ができないときはお金が入っている電子マネーカードを渡して、「ピッ!てしてお金を払ってきて!」と教えていましたが、小学校に入ってからはきちんとお金を渡して買い物を頼んでいます。
成功体験をさせるためのお買い物なので、失敗する要因はあらかじめ取り除いておきます。
料理のお手伝い
料理のお手伝いはホットプレートを使ってホットケーキを焼いてもらうと簡単に成功体験をさせることができます。

- 卵の殻を入れないように割れるか
- 粉がボウルから飛び散らないように混ぜられるか
- ホットケーキをうまくひっくり返す
- 焦げないように焼けるか
- きれいなキツネ色で焼けるか
- 美味しそうな盛り付けができるか
- 最初から自分で全てできるか
といった子供ができそうな段階でのお手伝いが始められるんですね。
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誰かへの親切
私は誰かに席を譲ったり、困っている人への親切をするのを小学校1年生のときから30年間続けています。
私の親切を「大丈夫だよ」と断られるときもあるし、「ありがとう」と座ってもらえるときもありますが、断られることは全く気にしていません。
今この人にはお手伝いは必要ないのだなと考えているからです。
人に親切にするということは困っている人を助けている最中なので、相手が親切をありがとうと受け取ったら成功、断られたら失敗というわけではないんですね。
誰かを手助けする親切は声をかける時点ですでに成功しています。
断られることが怖いから声をかけられないとか、
自分がいい人だと見られたいから親切にするとか、
親切にしてあげたんだから断るのはおかしいとか…
そういうのって自分自身の問題であって、親切を受ける人には全く関係ありません。
相手がどう受け取ろうと、自分のしていることそのものが親切なことなので声をかけるだけで成功体験ができておすすめです。
親切レベル難易度
とは言っても、全然やったことがないのにいきなり人に席を譲ったり、「お手伝いしましょうか?」と声を自分からかける親切は難易度が高く、子供に失敗イメージを植え付けてしまう恐れがあります。
下の表のように親切をするにも難易度があるんですね。
レベル1 | 駅や道端に落ちている落とし物を拾って届ける |
レベル2 | 落とした物を本人にその場で声をかけて渡す |
レベル3 | 席をゆずる |
レベル4 | 困っている人に「お手伝いしましょうか?」と積極的に声をかける |
まずは一番簡単な落ちている落とし物を拾って届けることから始めてください。

相手がいないので自分のペースでできるのでおすすめです。
慣れてきたらレベルアップしていくというようにします。
子供にやってきてではなく、まずは親がお手本を見せたり、それを普段から見ているのであれば声をかけてみようか、チャレンジしてみようか、と声かけをしてあげてください。
子供が自分から声をかけることができるようになるのはもっともっと先の未来です。
人に親切にするという小さな成功体験を積み重ねていくことで自信もついていくんですね。
成功したら必ずほめる
子供が成功したとき、「スゴイ!やったー‼‼」とほめてあげてください。
子供は成功したときの親からのほめ言葉がモチベーションに繋がります。
お手伝いや親切というのは続けることで成功体験を積み重ねていけるので、モチベーションが全くないと出来なくなってしまうんですね。
そんなのできて当たり前、出来ない方がおかしいといった態度や言葉は、たとえ子供が成功していてもその成功体験がなかったことになります。
本当は成功体験を積んでいるのに、子供の中では成功体験の自覚がないのでなかったことになるのです。
まとめ
以上、子供を成長させるとっておきの方法でした。
お手伝いや人に親切にすることは日常生活にありふれていて簡単にはじめられるのでぜひやってみてくださいね♪