宗教の勧誘ってこちらの都合を全く考えず、一方的でとっても迷惑ですよね。
「ちょっといいですか?」「すぐ済みますので…」
と話しかけてきて1時間以上も居座ったり、
外で勧誘されたときはどこまでも後をついて来たり…
ああ言えばこう言う。
悪い人じゃないんだけど、なんだか断りづらい…
でも無下にするのも何だか悪いなと思って何か理由を付けて断ると「それじゃあまた来ます!」と食い下がってくる。
今まで何度も嫌な思いをしてきたと思います。
『嫌だという意志表示をしているのにしつこい。どうしたら諦めてくれるのか知りたい』
『上手に断る方法を教えてほしい』
『誰かに相談しても、ハッキリ断ればいいと言われて自分の優柔不断さを責められるばかりでツライ』
という悩みありますよね。
宗教勧誘は断り方にコツがあります。
以前のわたしもあなたと同じようにハッキリ断れなくて困っていました。
そんなわたしが、ピタっと宗教勧誘が来なくなったのです。
最後まで読むと
- 断っているのになぜ諦めてくれないのかわかる
- なぜあなただけターゲットにされているのかわかる
- 二度と宗教勧誘が来ない断り方を学べる
ようになっています。
家に来る宗教勧誘の上手な断り方を知りたい人は、ぜひ記事をご覧ください。
なぜあなたは宗教勧誘によくあうのか?
断り方をお伝えする前に、なぜあなたは宗教勧誘によくあうのかを知っていてほしいです。
結論から言うと…、
宗教勧誘員はハッキリ断れない人をわざと選んで勧誘しているから。
じつは意外と知られていませんが、宗教勧誘をされない理由は以下の3つです。
- 顔が怖いかそうでないか
- 話を聞いてくれそうか、聞いてくれなさそうか
- 断られそうか、断られなさそうか
見た目で判断されているんです。
「世界中の人に」「全人類に」という勧誘をしておきながら、顔で選んでいるんです
今では駅構内で宗教勧誘ができないよう取り締まられていますが、わたしが20代のときは取り締まりがまだない時代でした。
駅の改札を出た途端に断ってもしつこく食い下がる宗教団体の勧誘員が数人いて断っても断ってもしつこく食い下がってくるので迷惑でした。
小走りになっても向こうも小走りでついてくるし、走ったくらいでは追いつかれてしまうんです。

改札を出ると同時に猛ダッシュ全速力で逃げなければ振り切れないしつこさだったのよ…

そ、それはヤバイな!
アルバイト先のカフェでもほとんどのスタッフが宗教勧誘の被害を受けていて、「1人で帰るのが怖いから一緒に帰ろう」とスタッフ同士集まって一緒に帰っていました。
そんな職場のスタッフで生まれてこのかた宗教勧誘は一度も受けたことがないという人がいました。
カフェの店長です。
うらやましい!!!!
店長に頼んで一緒に改札を通ってもらいました。
全然話しかけられないんですよ!他のスタッフと一緒にいるときは必ず話しかけられるのに店長と一緒にいると話しかけてこない。
とても感激しました。勧誘されないってなんて素晴らしいんだろうって。
わたしは外へ出ると必ず誰かから道を聞かれたり、知らないおばちゃんから世間話をされたり、子供を連れていると、通りすがりのおじいちゃんおばあちゃんから子供にとよくお菓子をもらったりします。
「初対面でも話しかけやすい雰囲気を持っていて、話を聞いてもらえそうな顔をしているからつい話しちゃうのよね」と言われてきました。
あなたもわたしと同じようなことを言われたことがあるんじゃないかと思います。
対する、宗教勧誘に生まれてこのかたあったことがない店長は、キリっとした顔をしていて「何もしてないのに初対面で目をそらされたり、顔が怖いと怖がられたりしてショックを受けてる」とか。
わたしのようにみんなから話しかけられるほうがうらやましいと言っていました。
これがまさに宗教勧誘をかけられる差なんです。見た目で判断されているのです。
家に来るしつこい宗教勧誘の上手な断り方5つ
その②:宣言する
その③:冊子や刊行物を受け取らない
その④:お断りステッカーを貼る
その⑤:家族にも徹底させて勧誘をブロックする
その①:ドア越しもしくはインターホン越しで対応する
実際に訪問勧誘が来た時は
ドア越しorインターホン越しで対応します。
絶対にドアを開けないでください!
ドアを開けること自体が勧誘員にとっては話を聞いてもらえるという行為に取られてしまいます!
「ちょっとよろしいでしょうか?」
「近くでボランティアセミナーを開いているので出てきてくれませんか?」
といった誘い文句でドアを開けさせようとします。

どこどこのだれだれと名乗らず、話の内容を話し始めるので=怪しい宗教なのですぐにわかるよ!
「どちらさまでしょうか?」と尋ねてシーン…としている場合もドアを開けてはいけません!
名乗らず黙っていることそのものがドアを開けさせる作戦だから。
全く名乗らないのは「名乗れないような怪しい人間です」と自ら宣言しているようなもの。
居留守を使うとチラシをポストに入れて、それを読んでくれたかどうか聞きにまた訪問しにきます。
その②:宣言する
角を立たせないように断っているあなたは、
「今は忙しい」
「今日は用事がある」
「明日は子供の…」
というように断っていませんか?
これは断りに対する営業をしてくれと言っているようなものなんです…
わたしが宗教勧誘を撃退できるようになったのは、営業のマニュアルを読んだからです。
生命保険の営業の仕事に就いた時に、お客さんの断りに対しての営業文句のマニュアルがありました。
お客さんから「要らない」「迷惑」「興味ない」「警察を呼ぶ」という言葉が出てこない限りはどんどん声をかけて営業せよ!というものでした。
実際にこの4つの言葉を出して断ると勧誘は二度と来ませんね。
「今は忙しい」
「今日は用事がある」
「明日は子供の…」
といった断り文句は余計な情報を与えてしまいます。
「じゃあ明日また来ます」「お子さんがいらっしゃるのなら…」としつこく食い下がられてしまうワケです。
宗教勧誘の正しい断り方は、
もしくは、
「宗教は全く興味がないのでお断りしております!お引き取り下さい」
と宣言します。
ごく稀に「せっかくだから…」「すぐ済みますので…」としつこい宗派もあります。
そんなときは「しつこいですよ!警察呼びます!!」のひと言を出すと諦めてくれます。
もう話の途中でも、最後まで聞かずに上のセリフを宣言してください。
すぐに対応できるように玄関にこのセリフを書いた紙を貼り付けるか、インターホンの受話器のところにメモを貼っておいてください。
声が低い人にセリフ通りの言葉をボイスレコーダーに保存して、勧誘が来た時に流すという手もオススメ。
このセリフを宣言するだけで勧誘の頻度が低くなります。
そもそも宗教の勧誘はハッキリと断れないように、物腰柔らかそうな雰囲気の人間を使って勧誘しにきます。
むげに断ったら悪い、角が立たないように断りたい人を狙っていて、「ちょっと悪いかなぁ…」というあなたの罪悪感を利用していろいろとしつこく迫るのです。
何か言ってきても無視!その場を離れて一切相手にしません。
断るためにドアを開けえることは絶対にしないように!
あなたが断るためだけにドアを開けたとしても、勧誘してくる人にとっては
ドアを開ける=話を聞いてもらえる
すなわち宗教を受け入れてくれる人になってしまうのです。
インターホンを何度も押したり、ドアを何度もドンドン叩いたりする場合は、嫌がらせ迷惑行為として警察に通報しましょう。
その③:冊子や刊行物を受け取らない
勧誘員はこちらがドアを開けないというのがわかると「冊子をドアポストに入れておきますから後で読んでくださいね」とポストにチラシを勝手に入れてきます。
冊子や刊行物を入れられても捨てれば済む…のではありません‼
これをネタに次回の訪問のカモにされます。
「刊行物や冊子は受け取っておりませんお引き取り下さい」と返しましょう!
ポストに入れられているのを捨てても、直接冊子や刊行物を受け取ったと都合よく取られます。
3日~1週間後くらいにまた訪問されて「読んでくれたか感想を聞きたい」と、ちょっとだけだから出てきてくれとドアを明けさせようとしてきます。
集合ポストや外のポストに勝手に入れておいて、突然訪問してくる宗派もあるので注意!
これも知らず知らずのうちに刊行物を受け取ったという事実になってしまうのです。
その④:お断りステッカーを貼る
困りますよね……
そうさせないために「お断りステッカー」の出番です。
勧誘お断りステッカー貼っていると、約10倍以上の効果が期待できます。
インターホン横とポスト、マンションやアパートに住んでいる人は集合ポストにも用意します。
このステッカーを張り付けたところ、勧誘の頻度が少なくなりました。
宗教だけではなくフリーペーパーやマンション、不動産、ピザなどの他の勧誘物のチラシも全く入らなくなるので不要なチラシが多くて困っている人にもおすすめです。
ただし、お断りステッカーを貼っていてもなお入れてくる団体があります。
そんなときは警察に宗教勧誘の迷惑行為で困っていますと相談してくださいね。
その⑤:家族にも徹底させて勧誘をブロックする
どこの宗教団体も子どもがいる家庭を一番に狙ってきます
「子供の未来のため」とは言っていますが、実際には自分の団体へのお布施と勧誘員自身の成績しか頭にありません。
家の近くでの待ち伏せする勧誘員だと、学校から帰ってきた何も知らない子供に「お母さんに渡しておいてね」と冊子や刊行物を渡しておいて、後日それをネタに再訪問してきます。
お断りステッカーを貼っていても、子供に渡すことでいつの間にかあなたが受け取ったことになってしまうのです。
「子供のため」と言いながら平気で子供を利用します。
わたしが子供の頃に、勧誘員に家の玄関前で待ち伏せされていたのを知らずに母親への客だと思い、どうぞどうぞとドアを開いて中に招き入れてしまったことがあります。
それがきっかけとなり、しつこい勧誘をかけられることになりました。
また、勧誘をかけられているときに別の団体も来ることがあります。
調査目的で近所を回っている他の宗教団体の人が目ざとく発見するので、ドアを開けて対応するのは危険です!!
「あそこの家はドアを開けているからうちの宗派も話を聞いてくれる」と思われます。
別の団体も来るということは、もうすでにエリア内のすべての宗教団体からロックオンされています。

他の団体に入信されないように勧誘員を統括しているマネージャーみたいな人が来るようになるよ!
必ず家族や子どもにも徹底させて家族で勧誘をブロックしてください!
知らないとせっかく勧誘をブロックしているのが台無しになります。
本来の布教活動とは…
子供が生まれたばかりの時に1度だけキリスト教の神父さんから勧誘を受けたことがあります
「どこどこの宗派の○○教会の△△と申します、今お時間はありますか?」
という低姿勢で、こちらの都合をうかがった丁寧な勧誘でした。
断ると冊子も入れず刊行物もなく、ドア越しでもきちんとお辞儀をして帰って行き、二度と来ることはありませんでしたよ。
相手のことを思いやる、気遣うといった態度にとても好感を持ちました。
この時の神父さんの布教活動の仕方が本来の宗教勧誘なんだと思います。
嫌がっているのにやめてくれない…
そんな人に敬意を表したいですか?
せっかく家まで来てくれて悪いと思いますか?
まとめ
以上『家に来るしつこい宗教勧誘の上手な断り方5つ』でした。
ほとんどの宗教団体は、話を聞いてもらえることを前提に宗教の勧誘をしてきます。
話しかける言葉は丁寧ですが、姿勢が全く丁寧ではないのです。
嫌だって言ってるのに諦めてくれない。
人に迷惑をかけているという自覚が全くなく、自分のしていることは正しいことだと信じているのでタチが悪い。
だからあなたの話を全く聞いてくれない勧誘員の話なんて聞く必要は全くありません!
あなたにとても失礼なことをしているのは勧誘員のほうです。
あなたの人の良さや断れないことに付け込んで、言うことを聞いてくれるまでしつこく勧誘するのはズルいやり方です。
少しも対等でもないし、全くフェアではありません。
宗教勧誘の上手な断り方は
- ドア越しもしくはインターホンの画面越しで対応する
- 宣言する
- 冊子や刊行物を受け取らない
- お断りステッカーを貼る
- 家族にも徹底させて勧誘をブロックする
この5つの方法は宗教勧誘だけでなく、新聞や生命保険、怪しいセールスなどのほかの勧誘の断りにも応用できます。
ぜひやってみてください。応援してます!!
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