DVモラハラ離婚しているわたしが実際に読んで「これはいい!離婚するときに参考になる!!」と思ったモラハラ本を厳選して3冊紹介しています。
『モラハラを理解して対処法を学びたい』
『離婚を考えている』
『友人がモラハラ被害にあっている。助けたい』
という悩みがある人はぜひ最後までご覧ください。
DVモラハラ離婚したわたしがオススメする3冊のモラハラ本
モラニゲ
漫画家の榎本まみさんが描いているモラハラ脱出コミック。
モラハラ夫から逃げた7人の妻たちと弁護士、元女性センター相談員、臨床心理士の各専門家に徹底取材しています。
結婚してすぐ豹変してしまった夫の原因がわからずどうしたら元の心優しい人に戻ってくれるのか奮闘していたときのわたしに贈りたい本。
これを読んでいたら「子供が生まれたら夫は変わってくれるかもしれない」という幻想にすがることなく、離婚できたのかもしれません…
【このモラハラ本のここが良かった】
良い弁護士の見抜き方を現役弁護士がレクチャーしてくれるところがありがたい。
【印象に残ったところ】
離婚は悪いことだというバイアスがかかっていたCase4のミレイさんと、わたしが離婚する前の考え方がそっくりなんです。
子供は父親がいたほうが幸せと思い込んでいた
そう、まさにそう!
だから、暴力を振るわれて「あ、これはDVだ」と理解しても、お腹に子供がいるから離婚できない…って。
もし離婚するなら熟年離婚かなって思ってたんです。
【こんな人にオススメ】
離婚は悪いことだと思っている人。
ワンオペ育児や夫からの責め立てで疲れ果てて読む気力や時間がない人。
活字が苦手な人。
コミックエッセイでサクっとよめます。
家庭モラル・ハラスメント
結婚期間中に元夫がモラハラだと気付いてから読み始めた1冊。
上で紹介した『モラニゲ』で出てくる元女性センター相談員の熊谷早智子さんが書いてます。
この本を読んで、モラハラは精神的暴力に値するDV(ドメスティック・バイオレンス)の一種というのを知りました。
【このモラハラ本のここが良かった】
実際にモラハラの被害に遭っている著者の体験談と、離婚するまでにいたる道しるべが書いてあります。
巻末付録にあるモラハラ加害者の特徴のほとんどが元夫にあてはまっていて驚きでした。
【印象に残ったところ】
”後出しじゃんけん攻撃”がまさに元夫そのもの!
やったらやったで責めるし、やらなかったらやらなかったで責める。
何をしても、あるいは何もしなくても怒る。
なぜ彼らは具体的に要求を言葉にしないのか?自分から答えを出せば攻撃材料がなくなってしまうからというところ。
当時は、ははぁ、なるほど!!と思いました。
どうしたら夫は結婚前の心優しい人に戻るのかと考えていたわたしには目からウロコでした。
【こんな人にオススメ】
モラルハラスメントを理解したい人。
どうしたらモラハラ夫と離婚できるのか知りたい人。
漫画が苦手な人。
Q&Aモラル・ハラスメント 弁護士とカウンセラーが答える見えないDVとの決別
別居期間中に調停離婚に対する心構えをするために購入しました。
モラハラがまだ世間に知られてない頃のバイブル本なので、情報が古いです。
【このモラハラ本のここが良かった】
Q&Aで自分の知りたいことや、解決したいことがすぐにわかる。
離婚調停がどんなものか知ることができる。
実際にモラハラ夫の対処法も載っていてすぐに実践できるところがよかったですね。
【印象に残ったところ】
印象に残っているのは、『異常なまでの執着』
加害者は普段はことあるごとに、別れると言って脅すくせに、被害者がやっといろいろな思いを断ち切って別れを決意すると、「別れないで」「傷つけて悪かった」「反省したもうしない」などと泣きつき、場合によっては土下座してまで懇願する
それな!!あるある!!
でした。
「俺の言うことを聞けないなら離婚するしかない」と、子供の前で離婚の話を出してわたしを脅していた元夫に、「そんなにわたしと離婚したいなら、離婚しましょう」と言ったとき、土下座して懇願してきました。
それも突っぱねたら今度は大声でわんわんと泣き出して、突然家を出ていったことがあるんです。
わたしが悪かったのかな…?と自分を責めてしまい、
【こんな人にオススメ】
モラハラ離婚で調停離婚を考えている人
モラハラ夫の対処法を学びたい人
友人知人がモラハラの被害に遭っている人
この本は絶版にはなってないけれど、新品はあまり出回ってません。
楽天のブックオフオンラインで中古価格で買えます。
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