自己肯定感を高めるために寄付や募金をしていたわたしが気づいた罠3つ

親がストレス

「自己肯定感を高めるためには幸福度を上げるとよい」

「幸福度を上げるには募金や寄付がよい」

と言われてますが、わたしはこの考えは危険」だと思います。

結論から言うと、寄付や募金をするだけでは自己肯定感は高まりません。

むしろ低いまま、もしくは今より下がります。

それはなぜなのか?わたしの失敗談とともにこれから説明します。

この記事を最後まで読むと

  • 自己肯定感が低い人が寄付や募金をして陥る罠
  • なぜ寄付をするだけでは自己肯定感が上がらないのか
  • 真の自己肯定感の高め方

がわかります。

ぜひご覧ください。

自己肯定感を高めるために寄付や募金をする人が陥る罠3つ

罠その①:自己承認欲求しか満たされない

寄付すること自体は素晴らしいことだけど、自己肯定感が低い人が寄付をすると、自己肯定感は上がらず自己承認欲求しか満たされません。

なぜなら、自己肯定感が低い人は劣等感があり、自己承認欲求が強すぎるから。

自分を認めてほしいいう想いが強すぎて、困っている人を助けるために寄付しているつもりでも、次第に寄付する行為をしている自分が誇らしくなり、自己承認欲求を満たすために寄付するようになる

たとえば、わたしはコンビニ募金をしていた時期があります。

夢をかなえるゾウ』という本に”自己肯定感を高めるためには寄付や募金活動をするのがよい。一番手軽なのはコンビニ募金”だと知り、実践していたんです。

しかし、募金をして幸福感は感じられても、自己肯定感は全く上がりませんでした。

最初は「良いことしたな」「こんな自分でも困っている人の手助けができてうれしい」という幸福感がありました。

だけど、続けていくうちに払えない日がでてきた。

生活がちょっと苦しいときですね。

自分の生活を犠牲にしてまで寄付することなんてないし、できる範囲で募金をすればいいのですが、自己肯定感が低かったわたしは、できない自分に劣等感を感じていました。

しかも、ほかの人が募金しているのをみて、できない自分と比べてしまうのです。

「前の人は100円入れたのに、お金のない自分はたった10円さえ募金できない」

そんな負の感情が渦巻いていました。

罠その②:やめられなくなる中毒性がある

そんなわたしは自己承認欲求を満たすためだけに募金していることは理解してました。

「もう、こんなことやめよう。お金の無駄じゃないか」と。

生活も苦しいんだから、無理して手助けすることはないし、誰かのためよりも子供や趣味など自分のために使ったほうがいい

そう思うけれど、レジに立つと募金したい欲にかられます。

なぜなら、店員さんに真心のこもったお礼を言われるから。

それがとても気持ちいいんですよ。

キラキラした尊敬の眼差しでお礼を言われて、自分が崇高な存在になった気分に浸れるんです。

尊敬されるほどのことをしているわけではない。

むしろ自分は自分にとってよくないことをしているのだと理解していても募金をやめられませんでした。

そのうちコンビニ募金だけでなく、スーパー、本屋、駅前に立つ子供たちの赤い羽根募金へ。

1日に3,000円くらい募金に使ったこともあります。

「やめたい、やめよう、明日からはもう募金はしない」

そう強く思っていても、いつの間にか募金をしている自分。

もうこなると中毒ですね。

意志が弱い自分を止められない。

そんな自分がイヤでした。

罠その③:詐欺に引っかかりやすくなる

いつも当たり前のように募金するようになると、詐欺にひっかかりやすくなります。

いつも募金しているのでその延長線上でとくに何も考えずに、息を吸うのと同じように詐欺師にお金を払ってしまうのです。

とくに連休のイベント会場やその周辺では詐欺が多く、被害にあう人が多いですね。

わたしも、詐欺に引っかかりました。

子供と一緒にプラレール博にでかけたとき、会場の外でお昼を食べていると若い女性がわたしに一直線に近づいてきたんです。

どうやら赤い羽根の募金よろしく『幸せの青い羽根募金団体』でした。

青色の羽根がさしてあるカードにはホームページ、電話番号、団体活動場所の住所、代表者の名前も書いてあるのを確認して、変なところじゃないのだなと思って、600円の寄付をしました。

寄付をした後、女性は私の周囲の人にひと言も声をかけずにどこかに消えていったことに「おかしいな」と思ったのが詐欺だとわかるきっかけでした。

プラレール博に行ったことがある人はわかると思いますが、連休中のイベントって人が多いんですよね。

そこで思ったんです。

  • 親子連れが会場の中も外もたくさんいる中でどうしてあの女性はわたしにしか声をかけてこなかったのだろう?
  • 私に声をかけた後にどうして周囲の人たちに1人も声をかけなかったのだろう?

と。

となりのテーブルに座っていた家族連れは親も子もブランド品に身を包み、パッと見た感じでも身だしなみにお金をかけていると誰が見てもわかるのに、私にだけ声をかけてきた女性はその親子連れを見向きもしなかったことがひっかかったのです。

募金活動しているなら多くの人たちから募金してもらったほうがいいのに、「どうして?」

その場で頂いたカードに書かれているホームページをその場でスマホで調べてみたら『詐欺』の文字が並んでいるではありませんか!

急いでその場にいた警備員に事情を話していると、「わたしも声をかけられておかしいなと思った」という人が5、6人出てきました。

わたしと同じように「どこかおかしいな」と思いながらもお金を払ってしまった人たちでした。

警備員によるとその場所では募金活動を禁止されている場所でした。

詐欺にあったことを自覚しました。

あの女性は私をロックオンしてたのです。いいカモだと。

取られたお金はたった600円ですが、わたしはこれに懲りて募金活動をやめました。

このまま続けると不幸になると思ったからです。

「人のため」といいながら自分の欲望のために行動したその結果、詐欺にあったわたし。

自分の存在証明や自己承認欲求をみたすためだけに募金活動をしていた自分を猛省し、募金はしなくなりました。

自己肯定感を高めるために寄付や募金をするのは危険

「自己肯定感を高めるためには募金や寄付をするとよい」という考えはわたしは「危険」だと思います。

なぜなら、自分の自己肯定感を高めたいという欲望のために困っている人を利用するから

よくいるんですよね。

親切にされたけど断ったときに「親切にしてやったのに何だその態度は…!」と怒り出す人が。

とくに災害支援のボランティアの中にこのような人が一定数いて、本当の支援に結びつかない。

こういう親切は押し付ける好意であり、支援じゃないんですよ。

そんな人間になんてなりたくないですよね。

自己肯定感を高めるには等身大の自分を認める

じゃあどうやったら自己肯定感は高まるのか?

それは、等身大の自分を認めることから始まります。

そして、

「こんな自分なんて」

「どうせ自分には無理」

という自分を卑下したネガティブワードを使わないようにします

親から肯定されたことが少ないわたしたちは、自分で自分を肯定することで自己肯定感を高めるしかありません。

「すげぇ!自分天才か!」というように自分で自分をほめる「自分褒め」ってやつですね。

これはTwitterの美味しい食べ方研究家アカウント(@R26oot)のほうです。

もともと料理が大嫌いで「自分の作る料理なんて…」って思ってたんですが、Twitterで等身大のズボラ料理の発信をはじめてから、料理に自信が持てるようになりました。

この料理ネタは自己肯定感が低い時は絶対に発信できなかったけど、今では「ネタとして出せばいいか」と思えるほどになってますね。

まとめ

自己肯定感が低い人は、寄付や募金するだけでは自己承認欲求を満たすだけになります。

劣等感を隠すために辞められなくなり、詐欺にもあいやすくなるので危険です。

真に自己肯定感を高めるには「等身大の自分を認める」こと。